宝塚星組公演『1789』代役公演！ありちゃんロナン観てきました！

昨日のセディナ貸切公演を観てきました！

他の方のブログでありちゃん（暁千星さん）ロナンについての感想などチラッと観ていたのでこの短い期間で代役さんたちや組子全体で仕上げてきたんだとわかっているつもりでいましたが…。

素晴らしい！！！
こっちゃん（礼真琴さん）の1789とはまた別の良さがありました！！

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こっちゃん休演に伴う代役一覧

以下、代役詳細です。

○（星組）礼　真琴
8月19日（土）11:00公演より休演（復帰時期未定）
■代役
ロナン・マズリエ　礼　真琴→暁　千星
カミーユ・デムーラン　暁　千星→天華　えま
ジョルジュ・ジャック・ダントン　天華　えま→碧海　さりお
オーギュスト・ラマール　碧海　さりお→鳳真　斗愛

宝塚歌劇公式HPより

この代役を見て、なかなかいいなと思いました！

ロナンのありちゃん、デムーランのぴーすけ（天華えまさん）はいい意味で想定内！

ダントンは、なるほど！ちゃりおくん（碧海さりおさん）は歌えるし踊れる実力派ですもんね。

秘密警察のラマールはちゃりおくんからもえかちゃん（鳳真斗愛さん）、そう来たか！これはナイスな布陣！
もえかちゃんにとっては大抜擢ですね！
もえかちゃんはVERDADの個性的なウェイトレス役がどハマりして、大好きな下級生です。

開演アナウンスはみきちぐ組長さん

今回、ありちゃんがロナン役とはいえ、トップスターがありちゃんな訳ではありません。
開演アナウンスはどうなるのかとおもったらみきちぐ組長でした。

落ち着いた声で丁寧な口調での開演アナウンスでした。

ロナン役：ありちゃん（暁千星さん）

ありちゃん、農村での登場シーン！
長身で手足の長いありちゃん、オーラがあって本当に真ん中が似合うな…。
出てきたところだけで安心しました…。

ロナンの役作りですが、こっちゃんのロナンより荒削りの少年感が強めに感じました。
こっちゃんロナンは少し農村での厳しい暮らしで色々と不満も溜まっているのか暗い感じ。ありちゃんロナンは暗い闇な感じよりもちょっと荒い少年感がある感じ。（ウェーブした前髪が少し目にかかっていて私的には好みな感じです。）

歌については、こっちゃん率いる星組に来てさらに堂々と響くようになってきたように思います。この短期間でよく仕上げてきたと思います。
こっちゃんがもう宝塚とは異次元の歌うまさんなので、、ありちゃんがこのまま二番手、ゆくゆくはトップになるので間違いないでしょう！という出来だったと思います。

ありちゃんとひっとんのとの並びは新鮮ですがこっとんコンビとはまた別の良さがありました！
ありちゃんとひっとんのぶつかってしまうシーンやキスシーンなどドキドキシーンはフレッシュ感があってよかったです！
こっちゃんの方が内に秘めたドキドキ感が、ありちゃんは少年そのものの学生に近いフレッシュなドキドキ感が感じられました…。あー今でも思い出すだけでドキドキする…笑

なこちゃんも短期間で柔軟に合わせてくれたと思います…。

カミーユ・デムーラン役；ぴーすけ（天華えまさん）

デムーランのぴーすけ。
やはり芸達者のぴーすけ、元々デムーランだったんじゃないの？くらいに仕上げてきました。

丁寧で温かみのあるロナン、ロベスピエールを包み込むような存在のデムーランになっていました。
歌も安心して聴いていられるし、ダンスも上手、芝居心もあって、ありちゃんと同期なので本当にありちゃんにとって心強い存在だと思います。

既に極美慎くんには番手、階段降りなど抜かれていましたが、今回の階段降りではデムーラン役に合わせて極美慎くんよりも後の階段降りになっていました。

スター性のキラキラ感は極美慎くんすごいですが、なんでもこなすぴーすけも長く活躍してほしいなと日々思ってます…。
星組にはなくてはならない存在ですよね。

ジョルジュ・ジャック・ダントン役：ちゃりおくん（碧海さりおさん）

ロナンのありちゃん、デムーランのぴーすけ（天華えまさん）は想定内。
ダントンは、なるほど！ちゃりおくん（碧海さりおさん）は歌えるし踊れる実力派ですもんね。

王党派から革命派への代役で大変だったかと思いますが、ちゃりおくん、仕上げてきましたね！さすがはプロですね！

歌もダンスもちゃんと革命三人組で揃ってました！元々ラマール役で金髪だったので、元々のぽーすけの黒髪ダントンで見慣れているとあれ？と頭がついていかない時もありましたが…安心して見ていられました！

オーギュスト・ラマール役：もえかちゃん（鳳真斗愛さん）

秘密警察のラマールはもえかちゃん（鳳真斗愛さん）、大抜擢ですね！

今まで大劇場公演ではそこまでセリフは多くなかった印象ですが、代役とはいえ登場シーンが多くまた間合いなども重要な役なのでよく頑張ったと思います！

登場しただけで笑いを取っていて、適役だったと思います。

セディナ貸切だったので、銀橋での客席いじりのシーンはセディナカードにまつわるものを用意されていました！

代役公演まとめ

この代役公演はわずか8公演でしたが、いずれも1日2回のマチソワの日だったので本当に大変だったと思います。

そして、この今の星組体制、こっちゃんが休演の緊急事態を組子全体で乗り切ろうと一致団結して1789の民衆のようにパワーあふれる体制になっていて、コーラスを聞くだけでも涙が出てきそうでした。

代役さんだけでなく、周りの組子も同期もみんなで支えて乗り切れる、そんな星組体制をこっちゃんは築き上げてきたのだとこっちゃんが不在の星組から感じ取れました。
ゆくゆくはトップを引き継ぐであろうありちゃんも、今回の代役を通して新人公演とは違うトップの重圧・組全体を背負う責任、ハードさを感じて、ますますこっちゃん率いる星組の支えになってくれるだろうと思います。