宝塚歌劇 星組公演『ディミトリ』全体の感想!久しぶりに涙しました…。

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宝塚
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東京宝塚劇場で2回ほど観劇してきました!

とにかく切ない、、泣きました。
珍しく泣きました。

ウルッとはきてもあまり泣かない方なのですが、今回は泣きました。
2回目は展開もわかっているだろうから平気だろうと思っていましたが、泣き出しは遅かったですがやはり泣きました。笑

何がそんなに泣けるのかと思うかもしれませんが、周りの方もすすり泣きしていましたよ!

原作は並木陽氏の小説「斜陽の国のルスダン」

斜陽の国のルスダン (星海社FICTIONS) [ 並木 陽 ]

価格:1300円
(2023/9/24 14:58時点)
感想(3件)

さて、本作は原作があります。

私も購入しましたが、忙しくて読む前に観劇日がきてしまい結局原作を読む前に見ることになってしまいました。宝塚あるあるですね。笑

NHKでオーディオドラマにもなっていたようですね。知らなかった…。

2017年にNHKのオーディオドラマで放送され、13世紀のジョージア(旧グルジア)を舞台としたドラマティックな歴史ロマンとして好評を博した並木陽氏の小説「斜陽の国のルスダン」を、浪漫溢れるミュージカル作品として宝塚歌劇で舞台化致します。

引用元:宝塚歌劇公式HP

原作を読んでいませんでしたが、ストーリーに破綻もなく丁寧に描かれていたので十分に楽しめ、切なく涙してきました。

あらすじ

人質としてジョージア王国へ送られたルーム・セルジュークの王子ディミトリ。幼き頃より共に育ったジョージア王女ルスダンと心を寄せ合う彼は、モンゴル軍との戦闘に斃れた前王の遺言により、女王として国の命運を担うルスダンの夫となる。その出自ゆえ政に関わることを許されないディミトリは、ルスダンの良き相談相手として生きることを決意。しかし、平穏な日々を過ごす二人の前に、亡国ホラズムの王ジャラルッディーンが立ちはだかる。ルスダンを、そして彼女の統治する王国を守る為立ち上がるディミトリだったが、二人の絆は引き裂かれて行き……。運命に翻弄されながらも、ただ一人の女性への愛を貫き、激動の時代を颯爽と駆け抜けた青年の生き様を描く。

引用元:宝塚歌劇公式HP

事前知識としてはこの2点のみでOKです!笑
国名も覚えなくてもOK!笑

  • ルーム・セルジュークの王子ディミトリ(礼真琴)は人質としてジョージアに幼い頃に送られる。
  • そこでジョージア王の妹のルスダン(舞空瞳)と共に育つ。

以下、ディミトリ観劇感想(ネタバレ)です。

すみません、あらすじを書きながらでないと感想が書けない…。拙いあらすじとともに感想を挟ませていただきます…!!

ストーリーテラーの物乞いとリラの精

幕開け、物乞い(美稀 千種)とリラの精(小桜ほのか、瑠璃花夏、詩ちづる)がストーリーテラーのような形で昔この地で何が起きたのか、から始まる。

みきちぐさんの佇まいと歌うま三人衆と他リラの精の舞が美しくていいです。

ルスダン(舞空瞳)はディミトリ(礼真琴)がどこかへ行っているのをディミトリの歩き癖で探し当てる。

その様子からルスダンがディミトリと仲良しで大好きな様子が伝わってきました!
無邪気なルスダンがかわいいです。
そして皮肉にもこの歩き癖が悲劇にもつながっていきます…

だが、ディミトリからの「誰かに見張られているような気がする」(確かこんなセリフ)セリフからはやはり人質としての居心地の悪さや国への馴染めなさなどは伝わってくる。

王と平民出身の妻

王(綺城 ひか理)と平民出身の妻(有沙瞳)は愛し合うもののお互いのために愛し合ったままに離婚を決める。
妻(有沙瞳)はルスダン(舞空瞳)に、王(綺城 ひか理)はディミトリ(礼真琴)に「愛するからこそ別れる、離れていても愛している。あなたにはわかってほしかった。」と歌い伝えるのだった。

このシーンは、あかさんとくらっちのデュエットが美しくいつまでも聞いて
いたいと思います。これはルスダン(舞空瞳)とディミトリ(礼真琴)がたとえ愛し合っていても
互いの立場上一緒にいることはできない。
互いを愛しているからこそ互いのために離れるのだ、ということですよね。
まだ若い二人はこの時はわからなかった。
二人の別れはいずれくるディミトリとルスダンの別れにもリンクしてきます。

ルスダンは異国の王に政略結婚で嫁ぐ予定。
だが、嫁ぐ前にモンゴルとの戦で王(綺城 ひか理)は亡くなる。その遺言によりルスダンはディミトリと結婚し女王になる。

ルスダンとディミトリの結婚

ルスダン(舞空瞳)とディミトリ(礼真琴)は王(綺城 ひか理)の遺言により結婚が叶い、お互いの想いを伝え合う。

しかし、ディミトリの出生からよく思わない者、アヴァク(暁千星)など国に仕える者がディミトリが国政に携わることを許さない。

ジョージアはモンゴルとの戦に負け、国力も低下、そこにディミトリの父(大輝真琴)がルーム・セルジュークにディミトリ(礼真琴)を返してほしい、同盟を結んでいても意味がない。と言ってくる。

また、ホラズムの帝王(瀬央ゆりあ)からのルスダン(舞空瞳)へ求婚のような書状が届き、ルスダン(舞空瞳)は新たな戦覚悟で断る。

苦難続きのところ、ディミトリ(礼真琴)はジョージアを守るために祖国と通じて敵国と和解できるよう動き出すが、アヴァク(暁千星)の策略でルスダン(舞空瞳)はディミトリ(礼真琴)が離婚して祖国に寝返ろうとしていると思い、またルスダン(舞空瞳)もそのショックから美しき奴隷のミヘイル(極美慎)と一夜を共にしてディミトリ(礼真琴)を裏切ろうとする。
そこをディミトリ(礼真琴)に見つかりミヘイル(極美慎)はディミトリによって刺殺される。
ディミトリ(礼真琴)は誤解を解けぬまま、ルスダン(舞空瞳)により国家反逆罪?と殺人の罪で投獄させてしまう。
アヴァク(暁千星)はディミトリを追いやることができ満足するのだった。

1回目の観劇ではこの辺りから私も含めみんな泣き出していました。笑

ディミトリが祖国との内通をする際のやりとりの中での「ルスダンとは離婚してもいいと思っている」
という部分のみラスダン聞こえてしまうんですよね。そこまでしても守りたかったんですよね。

極美慎くんの使い方、合ってます!笑
あんな風に言われて弱ってる時ならなびいてしまっても仕方ない…
と思わせる説得力がありました。笑
もう少し首元のスカーフのような物も崩してくれても良かったくらい!爆

お互いの勘違いですれ違ってしまった二人…切なすぎ…

ホラズムの帝王ジャラルッディーンと腹心の登場

大変長らくお待たせしました!せおっち+ぴーすけ登場です!!
このお二人、、やっと登場です!!このお二人大好き!!!この二人の登場で空気が変わります!
せおっち存在感増したな!ぴーすけも芝居上手で見てて大好きなキャラです。

投獄されたディミトリ(礼真琴)はアヴァク(暁千星)の部下二人(天飛華音、碧海さりお)により刺殺か毒殺するかを迫られているところ、部下が何者かに殺される。

ホラズムの帝王ジャラルッディーン(瀬央ゆりあ)と
その腹心アン・ナサウィー(天華えま)の登場である!

 

ディミトリ(礼真琴)は状況がよくわからないものの、ジャラルッディーン(瀬央ゆりあ)に「ルーム・セルジュークの王子か?」と言われ、祖国の父と繋がりのあるホラズムの王と気づくのだった。

アン・ナサウィー(天華えま)の「王は美しい人は好きですからねぇ」(あいまい…)的な
ことを呟く感じ好きです…。

 

ディミトリは、時の流れに身を任せ自分を救い出してくれたジャラルッディーン(瀬央ゆりあ)に忠誠を誓う。
ディミトリは自分の知りうること、できることをしてジャラルッディーンに協力していく。

万策が尽きていたルスダン(舞空瞳)の元にまたホラズムの王(瀬央ゆりあ)からの求婚があり使者が来ているとアヴァク(暁千星)から伝えられる。
またその使者がなんとディミトリ(礼真琴)だとアヴァク(暁千星)が伝えるとルスダン(舞空瞳)は驚きディミトリを招き入れるのだった。

ディミトリはホラズムと戦わず和平にもっていくためにホラズムの帝王と婚姻関係を結んで愛するルスダンと子を守りたかった。
しかし、ルスダンは自分は死ぬまでジョージア女王だと断る。
ルスダンは3人で話をしたいという。

長くなったので、またひと休憩入れて書いていきます…!
ストーリーもよかったし、みんなそれぞれ良かったから生徒さんごとにも感想書いていきたいわー!!!(宣言!)

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