宝塚歌劇団に思うこと

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宝塚
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あの出来事からこのブログをどう更新しいくべきか答えが出せず更新が止まっていました。

2024年に年も越したので、、そろそろ自分の考えを整理し始めないと…と思い投稿をさせていただきます。

以下、個人的な考えとしてお読みください

衝撃的な出来事で気持ちの整理が追いつかず、このタイミングになってしまいました。以下より先はSumire個人の考えによるものなので、ご了承下さい。

演劇自体は好きなので今後も舞台を見たいなと思う気持ちがありますが、純粋にあの宝塚独自の華やかな世界観を楽しむには少し時間がかかりそうだと感じています。

この問題は大きくわけて2つの問題に分けられるかと思います。
大前提として昔のままの古い体質がある。その上で、以下の2点があると思っています。

①長時間労働、仕事の領域の膨大さ、いわゆるやりがい搾取
②指導方法の誤り、パワハラの可能性

芸術の分野では、正解や完成と言うものが明確にあるのはわけではなく、人それぞれに想い描いた完成形のようなものが違っていることもあるので、たくさん時間をかけたからといってすごくいいものができるとも限らないしなかなか難しい問題だと感じています。

特に歌や踊りは自主的な練習が必要なものでもあり、ましてや大人数で上を目指すとなると、自分の今の状態から上手になるだけではなく他の人よりも上手に表現豊かになり、指導者にも認められる必要があるとなると、かなりシビアな世界だと思っています。

指導者、上級生も人間なので合う合わないの相性もあるでしょうし、気分の良い悪いなどもあるでしょう。ですが、行き過ぎた指導、暴力、暴言、人格否定は指導ではなくパワハラになります。今の時代はハラスメント研修を行っている企業が多くなってきていますし、昔とは違いハラスメントは許されない時代になっています。時代に合わせて体質を変えていかないと劇団も生き残れないと思っています。
学年が上がった上級生についても、仕事として指導をさせるのであればある一定の学年になったタイミングでマネジメント教育をするなどしてもよかったかと思います。

ま、そもそも演者が鬘や小道具の準備諸々…やることがいっぱいすぎるでしょ!キャパオーバーだよね?キャパオーバーなら気持ちも荒むし、気持ちの余裕を持って下級生の指導なんて出来ないよね。とも思います…。

コロナ前は組子のみんなで食事に行って、そこでざっくばらんにラフコミュニケーションが出来てたんでしょうけれど、コロナ禍が過ぎても公演中止がかかっている劇団としては出来ても人数制限ありの数人の食事会でしょう…。コロナの弊害的な要素もあるように思います。

劇団側は①の長時間労働については公演スケジュールの変更で改善策を提示していますが、長い目で見たら鬘やヘアアクセサリー、メイク用品などの舞台用品の購入を専門の部署を用意するなどして劇団として演者が歌、踊り、演技だけに集中できる環境にしてほしいと思います。

②については、やはり劇団として誠実に、ご遺族の方に寄り添ってほしいです。そして今後このような事が起きないよう指導や上下関係のあり方について出来るところから見直してほしいです。

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