宝塚歌劇団 星組『モンテ・クリスト伯』『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』感想②

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星組全国ツアー9/10(土)松戸公演を観劇しました

前回の投稿で、今回の星組全国ツアー9/10(土)13時半 松戸公演の際の全体の感想やらこっちゃん(礼真琴さん)、ひっとん(舞空瞳ちゃん)についての感想を書きました!

今回はその続きを書いてきます。

モンテ・クリスト伯、感想②

※独断と偏見による個人的な感想です。

まずは、主人公ダンテス(こっちゃん、礼真琴)を陥れる悪者三人衆。
いやーワルですね…。二人は妬み、もう一人は自分に都合の悪いものは消してしまえ、というやつですね…。

せおっち(瀬央 ゆりあ):フェルナン(ダンテスの友人であり恋敵、貴族)

せおっち扮するフェルナンは、ダンテス(礼真琴)の婚約者のメルセデス(舞空瞳)に恋心を持っているものの、全く相手にされず。自分の方が貴族で金持ちなのに、なんでダンテスに取られるんだ…!という思考ですね。悪者三人衆の中で一番プライドが高い人なんでしょうね。
や〜せおっちって普段面白いのに、悪役をすると目力強いのもあってメラメラした憎悪のようなものが醸し出る感じで好きなんですよね。せおっちの悪役。
エデ姫(詩ちづる)から銃口を向けられたじろぐシーンも良かったです。
歌唱も深みが増していていいですね。

レオ様(輝咲 玲央):ダングラール(モレル海運の会計士)

レオ様の悪役や癖のある役も大好物です!
「王家に捧ぐ歌」のアイーダの父、アモナスロの役などの狂った演技などゾクッとする演技をしてくれるので、今回も良かったです!
せおっちとの、ダンテスが船長だなんて、許さない!ソング(すみません、明確に覚えていない、、)ゾクゾクしました。

そして、モンテクリスト伯となったダンテスに復讐されるシーン、破産して愛する妻にも衝撃の事実を告げられた上捨てられ全てを失い、やはり(?)狂ってしまったシーン、よろめきながら去っていくところもさすがでした!

あかさん(綺城 ひか理):検事

この人は、誠実そうに見えてせこい人なんだろう…自分が一番可愛いんだろうな…というイメージを持ちました。

最初、ダンテスは無実だとわかり解放しようとなったところで、自分の立場が危うくなりそうなことが発覚すると掌を返してダンテスに罪を着せて自分の保身を優先する。

モンテクリスト伯による復讐から、妻による父親の毒殺や妻が自分の命まで狙っていることがわかり、妻を娘の目の前で射殺する。

結構、衝動的に行動する割に臆病者というか…。
検事は二人ほど場面は多くないものの、あかさんの演技からはそんな人物像が(勝手に)浮かんできました。

それにしても、みんなダンテスの犠牲によって地位が築かれてるんですよね。なんとも皮肉なわけで。
ただ、みんな三人ともダンテスはあの牢獄の中で一生を終える(死ぬ)と思っているので、
モンテクリスト伯がダンテスだとわかった時の顔と言ったら。

ダンテスは最終的にこの三悪に加えて婚約者のメルセデスまでをも恨んでしまうわけで。
最初はなんで、あんなに愛おしいと思っていたメルセデスまで復讐の対象としてしまうのか?と思ってしまいましたが、
そもそも牢獄の中ではメルセデスが自分が無事に出るまでいつまでも待っていると言っていたのに、牢獄から出て見たらメルセデスは自分を陥れた男とものの一ヶ月で結婚したってわかったら、「え?なんなの?」ってなるよね…。と納得しました。

ああ、まだ悪役三人衆までしか書けず…。
感想③に続く…!!!!

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