宝塚の楽しみ方

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宝塚
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宝塚を観るのが趣味です!

というと、みんな決まってすごいねー!

と言ってくれるもののよくわからない世界…という感じの方も多いのでは?

そこで宝塚って何よ?何そんな夢中になってるの!??という方に宝塚の素晴らしさをお伝えします!!

宝塚とは?

宝塚歌劇団のこと。宝塚音楽学校を卒業した生徒しか入れません。

宝塚音楽学校の合格倍率は毎年20倍〜40倍ほど!

無事に合格できた後は、音楽学校時代でバレエ、ジャズダンス、日舞、声楽、演技…多岐に渡る授業を受けて芸事を身につける。

2年学んだのちに、晴れて宝塚歌劇団に入団できる!というわけです!

組とは?

宝塚歌劇団には5つの組と専科と呼ばれる組には属さない生徒の属する団員の集まりがあります。

花組

1921年に設立。
宝塚歌劇団で一番に設立した組で伝統的な組。イメージカラーはピンク。

月組

1921年に花組と同時に設立。
演技力があり「芝居の月組」と呼ばれることが多い。イメージカラーは黄色。

雪組

1924年に3番目に設立。
日本物の名作が多いので、「日本物の雪組」と呼ばれることが多い。イメージカラーは緑。

星組

1933年に設立。
「コスチュームの星組」と呼ばれることが多い。体育会系でエネルギッシュな組である。イメージカラーは青。

宙組

1998年に設立された1番歴史の浅い組。
コーラスが厚く迫力があるので「コーラスの宙組」と呼ばれることが多い。また他組に比べて長身のスターが多いので見応えがある。イメージカラーはパープルや紫。

専科

どの組にも所属せず、各組の様々な公演に出演するスターが所属する集まり。歌の名手や名脇役のベテランが多い。各組のスターとの共演で若手スターの刺激にもなっている。

他の舞台と何が違うの?

トップ、トップ娘役がいて、基本的には主演はトップコンビが行う。

出演者は宝塚音楽学校を卒業した人だけなので、ダンスや歌が他の舞台より揃っていることが多い。(他の舞台の場合、色々な芸能事務所から集まったメンバーがその舞台のためにスケジュールを組んで練習するので、初顔合わせの人同士だったり、練習期間が短かったりそれぞれの出演者で癖があったりなども多い。)

また宝塚では、専用の劇場を持ち、本拠地として宝塚市に宝塚大劇場、東京に東京宝塚劇場がある。(その他、全国公演や別箱の公演もある。)

劇場には他の舞台と違い、銀橋(ぎんきょう)と呼ばれている客席側に張り出している細い通路のようなものがあり、そこで間近でスターさんを見ることができたり、大階段(大階段)と呼ばれる階段での群舞など他では見ることもできないパフォーマンスを見ることができる。

宝塚大劇場、東京宝塚劇場は基本的にオーケストラピットにオーケストラがおり生演奏で舞台を楽しめる。(コロナ禍で変更になる可能性もあり。)

劇の他にレビューと言われるショーがある。(一本ものの時は劇のみで、少しだけレビューのようなダンスや歌があったりする場合がある。)

用語について

次は知っていると何倍も楽しめる用語をご紹介

施設

ムラ

兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場のこと。本拠地である。

東宝

東京の日比谷にあるにある東京宝塚劇場のこと。

別箱

全国ツアーなどで宝塚大劇場や東京宝塚劇場以外の劇場でやる場合のこと。
別箱公演などの使い方。

観劇中

大階段

宝塚のショーや最後の出演者の挨拶に使われる大きな階段。全部で26段。1段の踏みしろは23.0cm、高さは16.5cm。最後に大きな羽根を背負って登場するトップスターが立つ位置は、上から16段目だそうです。

銀橋

メインの舞台より張り出し、オーケストラピットを囲うようにある細い橋のような通路。ここをスターさんが歌い踊りながら通る。初めて銀橋を一人で渡った時などはファンとしても涙涙です…。

階段降り

公演最後の舞台挨拶は出演者全員が大階段を降りて挨拶をする。
※但し別箱公演は大階段がないので、普通に後ろから出てきて挨拶になる。

エトワール

公演最後の出演者挨拶の始まりのソロの歌唱。歌が上手な人、一人だけが毎公演選ばれる。

ラインダンス(ロケット)

音楽学校を卒業した初舞台生がみんなで横一列になって手を繋いで足を揃えてあげるダンス。(言葉で説明するのが難しい、、)背の高い人も低い人も同じ高さまであげるので、背の低い生徒さんは大変だろうと思います…。みんなきれいにタイミングも高さも揃っていて圧巻です。手拍子で盛り上げてください。

シャンシャン

公演最後の階段おりの際に手に持ってくる飾り。その演目用にデザインされるので、どんなデザインのシャンシャンかも注目!

羽根

トップスター、トップ娘役、二番手男役、(場合によっては三番手男役も)は公演の最後の階段おりの挨拶の際に羽を背負ってくる。もちろんトップスターが一番大きくて派手なもの。

制度

本公演

通常の公演で組のメンバーがみんな出演する公演。

新人公演

宝塚歌劇団に入って7年目(研7)までの生徒さんのみでの公演。
本公演からアレンジされた演出で少し時間は短くなる。

トップスター、トップ娘役

組にはトップスター、トップ娘役がいる。
本公演では基本的にはトップスターが主人公、トップ娘役が主人公の恋人や主要な役割を演じる。

番手

2番手、3番手くらいまでは、芝居やショーで主要な役割を毎回することが多い。
公演の最後には2番手羽根や3番手の小さい羽根を背負っていたり、衣装も他のメンバーと差別化されていることが多い。

組替え

今いる組から別の組に異動すること。
宝塚は組ごとに雰囲気や特色が違うため、生徒さんへの負担もあるかと思いますが、
栄転の可能性も多くあります。(トップ就任を前提とした組み替えや番手が上がったり…)

サヨナラショー

トップスターや2番手男役などが退団する公演の宝塚千秋楽、東宝の大千秋楽のそのそれぞれの前の公演の2公演ずつ計4公演のみ、公演後に行う退団者のためのショー。

サヨナラショー付きの公演はいつも以上に激戦。

 

 

以上お楽しみいただけましたでしょうか?

興味をお持ちになりましたら、今度は是非観劇してみてくださいね!!

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